Eclipseの「インポートの編成」は、IntelliJ IDEAのどこにある?

はじめに

 Eclipseの「インポートの編成」(Ctrl+Shift+O)、IntelliJ IDEAには存在しません。  ですが、IntelliJ IDEAに詳しい人に聞いたら「この機能を使えば、なくてもそんなに困らないかも?」という機能の存在が分かったのでメモ。

 ちなみに、IntelliJ IDEAの「Optimize Imports」は不要なimportを消す機能なので、Eclipseの「インポートの編成」とは異なります。

環境

機能その1:Autopopup code completionの有効化 + Case Sensitive completion:Noneの組み合わせ

 以下の画面で、「Autopopup code completionの有効化 + Case Sensitive completion:None」の設定をします。

 この機能を使用することにより、小文字大文字問わず、入力するそばから、補完の候補を出してくれます。
 そして補完から候補を選べば、import文をいい感じに挿入してくれます。

 補完の候補から選ぶ必要があるため、ソースをコピペしたときは、この機能だと無力です。
 コピペ後、import文を挿入したい場合は、エラーの出ている個所にカーソルをあてて、1個1個 alt + enterで補完しましょう。

機能その2:Auto Importにて、Optimize imports on the flyとAdd unambiguous imports on the flyの有効化

 以下の画面で、「Optimize imports on the flyとAdd unambiguous imports on the flyの有効化」の設定をします。

 この設定を行うことにより、入力するそばからimport文が編成されていきます。

 ただ、本当に入力するそばからimportが編成されていくので、Eclipseに慣れた身としてはちょっと変な感じ。

さいごに

 普段Eclipseを触っている方が、IntelliJ IDEAを触る際の参考になれば幸いです。