テクニカルライティングにはWordだと思うのだが、理由の説明が難しい

はじめに

 テクニカルライティングに使う道具として、以下の選択肢があったとします。

 私は、「Wordでいけそうか?」をまず検討するのですが、なぜWordの優先順位が高いのかの説明が難しいです。
 でまあ、説明はひとまず置いておいて、「なぜ説明が難しいのか」ということについて考えたのでメモ。
 将来の私が、想定読者なエントリです。

説明が難しい理由

スイートスポットが狭い

 Wordが最も有効に機能するのは、以下のサイトの「3.レジメ・レポート・論文の作成手順」に従って執筆する場合であり、そこから離れれば有用性は減っていくように感じます。

 というわけで、Wordの有用性を説明する際には、Wordが有用である範囲を説明したいわけですが、これを端的に説明することが難しい。
 「論文みたいな文書を書くときに有用です」と言われても、多くの人は「じゃあ、使う機会無いよな」という反応を返しそうですし。

有用である理由の説明が難しい

 Wordの有用性は、以下のサイトに説明されている機能によって支えられていると私は思っています。

 でも、「では、なぜこれらの機能によってWordは有用なのか?」とう説明がこれまたやりにくい。
 説明するためには、「Wordを使ってこの様な手順で執筆する」という話をせざるを得なくなり、そうしますと、十分汎化した執筆手順が必要になります。ううーむ。

さいごに

 Wordに限らず「なぜその道具なのか?」という説明は、わりと難しいのかも、と思わないでもないです。