Microsoft Forefront Client Securityは専用サーバを用意しなくても使えるらしい

はじめに

 Software Design 2009年11月号のP102に「Microsoft Forefront Client Security」が簡単に紹介されています。
 興味を持った私はhttp://www.microsoft.com/japan/forefront/clientsecurity/default.mspxに存在する「Forefront Client Security 自習書」を見ました。結果、「『Microsoft Forefront Client Security』専用サーバを立てないと、Microsoft Forefront Client Securityは使えないんだ」と思っていたのですが、よく調べてみるとそうでもないと言うことに気づいた、というメモ。

専用サーバを立てずに使う方法

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb625083.aspxに書いてあります。実はすごく簡単でした……。

Microsoft Forefront Client Securityの動作環境

 Verifying your system requirementsに記載があります。
 また、上記サイトには記載がありませんがの適用により、Windows Server 2008 R2Windows 7でも動く様子。
 注目すべきこととしては、Windows 2000も動作環境に挙げられていることでしょうか。参考ページの最終更新日が分からないのでこの記事を書いている今現在どうなのかは、分かりませけれども

値段

 値段は謎です。Microsoft Forefront Client Securityを単体で買うケースについて、日本のサイトから値段を発見できません。
 アメリカ向けと思われるhttp://www.microsoft.com/Forefront/clientsecurity/en/us/pricing-licensing.aspxというページには値段が載っています。記載されている値段は、年間$12.72(ユーザまたはデバイス単位で課金)です。サーバOSにインストール可能でこの値段はかなり安いのでは……。
 日本で個人で1個ライセンス単位で買うと幾らになるのか、大変好奇心をくすぐられます。

SpyNetへの参加は任意

 Microsoft Security Essentialsとは違って、SpyNetへの参加は任意のようです。
 下に設定画面を示します。