Wicketの「Multi-tab and multi-window support」ってなんだろう
はじめに
Wicketの1.5以降では、デフォルトで「Multi-tab and multi-window support」が有効らしいのですが、「これはいったい如何なる変更なんだろう」と思ったのでちょっとだけ調べてみました。
環境
- Wicket 1.5以降
如何なる変更なのか?
Wicket1.5から、Wicketが生成するURLの仕様が変わりました。これが「Multi-tab and multi-window support」に密接関係しているようです。
URLがどう変わったかと言いますと、Wicket 1.4までは、URLに「ページIDとバージョン番号」が含まれていましたが、Wicket 1.5以降のURLには、「ページID」のみが含まれます。
ページの版管理を「ページID」に一本化したことで、デフォルト設定でも、「利用者がリンクを『新しいウインドウで開く』で開いた時にもページの版管理がおかしくならない」、これが「Multi-tab and multi-window support」と言うことらしいです。
以下はその辺りの議論が記述されているURLです。
さいごに
「URLの変更にそんな理由があったのかー」と驚きました。
URLが格好良くなっただけかと思っておりました……。