MCITPの70-442対策本が意外と面白い

読んでいる本について

 興味があったので以下の本を買ったのですが、これが期待していたより面白いです。
 値段相応に面白いかについては、コメントが難しいところではありますが。
 MCITP Self-Paced Training Kit (Exam 70-442): Designing and Optimizing Data Access by Using Microsoft SQL Server(TM) 2005 (Microsoft Press Training Kit)
 MCITP Self-Paced Training Kit (Exam 70-442): Designing and Optimizing Data Access by Using Microsoft SQL Server(TM) 2005 (Microsoft Press Training Kit)

どう面白いのか?

 単純に、「ええっ。SQL Server 2005ってそんな機能が付いていたの?」という驚きを感じることが出来ます。
 SQL Serverの動向を私は追いかけていない方の人間なので、その結果驚いている可能性は否定できませんが。

インパクトの強かった機能

 私が「ええっ」と思った機能を紹介します。
 驚きは少ないものの「へー」と思った機能もいろいろあったりもするのですが、それは省略。

全文検索機能

 P63に紹介されています。
 全文検索用インデックスを使うタイプですので、日本語に対してどの程度の精度で検索できるのか、とかはよく分からないですけれども。
 全文検索用に以下のキーワードが存在しています。キーワードの説明は省略します。

  • CONTAINS
  • FREETEXT
  • CONTAINSTABLE
 アプリケーションのヘルプに検索機能をつけることが簡単にできるかもしれないと思うと、ちょっとわくわくです。

プランガイド

 P73に紹介されています。
 SQLの実行計画を強制的に変更したい場合、普通はSQL文にヒントを書くと思います。
 ところが、sp_create_plan_guideストアドを使用すると、「あるクエリが来たら、むりやりヒントを差し込む」ということが可能です。
 プログラムに手を加えなくても、パフォーマンスチューニングが出来てしまうというびっくり機能。

最後に

 アマゾンで目次を読むことが出来ますので、関心を持たれた方は是非見てみてください。
 とはいえ、最大のネックはやはり英語で記述されていることですよね……。あと、ちょっと値段が高い気がします。