一台の物理PCに「Docker for Windows Desktop with integrated Kubernetes」と「Minikube」の実験環境を作りたい

はじめに

 結構検討に時間を要したので、件名の件について構成をメモ。

構成

以下が構成です。
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補足:Hyper-VVMWare Playerは、HyperV-Switchで切り替えて使用します。

検討したこと

一つのOSに、「Docker for Windows Desktop with integrated Kubernetes」と「Minikube」を同居させるか?

 以下について冴えたアイデアが出なかったので、別々のOSにインストールすることにしました。

  • 「Docker for Windows Desktop with integrated Kubernetes」でインストールされたdockerコマンド、kubectlコマンドと、Minikube用にインストールしたdockerコマンド、kubectlコマンドの切り替え方法。

 環境変数の切り替えという案は浮かびましたが、「私は切り替えミスしそうだ」と思いそれは採用しませんでした。

仮想化ソフトに何を使用するか?

 「仮想化の入れ子」を今回実現する必要があります。
 私はVMWare Playerを採用しました。「Intel VT-x/EPT または AMD-V/RVI を仮想化」を有効にすることで、「仮想化の入れ子」が可能なことが机上調査で分かったためです。

VMware Playerで起動する仮想マシンのスペックをどうするべきか?

 これは事前には情報を見つけられず、適当に決めました。

 構築してみた結果を踏まえますと、以下のスペックが無難であると思われます。

名前
コア数 2以上
メモリ 2GB(Minikue用仮想マシン用)+α。VMWare PlayerでLubuntuを動かす場合、3GB以上が無難だと思います。
ディスク 20GB(Minikue用仮想マシン用)+α。VMWare PlayerでLubuntuの場合40GB以上が無難だと思います。

 以下に、Minikubeを起動した状態のVMWare Playerのスクリーンショットを、参考のために示します。
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さいごに

 まとめると大したことはやっていない感じがありますが、結構時間かかってしまった…。