読書メモ:UNIXという考え方

読もうと思った理由

 ある人が名著だという旨のことを言っていたため、読もうと思いました。

読んだ本

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

全体を通しての感想

 OSの思想の本だと思って読み始めたのですが、「OSというよりも、ソフトウェアの設計思想であるとか、開発方法論の思想の本」という印象を受けました。
 例えば「定理3:できるだけ早く試作を作成する」については、現代におけるアジャイル開発に通じるものがあります。

個人的に刺さった箇所

 「人間による3つのシステム」の章が刺さりました。
 「第三のシステム、作れる能力のある人は限られているのではないか。私がその能力を得る日来るのだろうか?」なんて思わずちょっと考え込んでしまいました。