Hyper-V 2.0の仮想マシンにネットワーク共有ISOイメージをマウントできないことがある

はじめに

 OSをインストールするためにISOイメージをマウントしようとしたのですが出来なくて、「あれ?」となったのでメモ。

環境

  • Winodws Server 2008 R2 with Hyper-V 2.0

事象

 ネットワーク共有されているISOイメージに対してマウント操作をした際に、以下のメッセージが表示されます。
 (メッセージは一部抜粋です)

DVD ドライブの変更を適用中にエラーが発生しました
バイス 'Microsoft Virtual CD/DVD Disk'を変更できませんでした。
コンピューター アカウント 'Hyper-V 仮想マシン管理サービス'には、ファイル共有'パス名'へのreadアクセス許可がありません。

 ダイアログは以下のような感じ。

対処法

 以降、ISOイメージを配置するサーバをファイルサーバと呼びます。

ファイルサーバとHyper-Vサーバをドメインに参加させる

以下のサイトに対処法が記載されています。

Windows以外をファイルサーバにする

 私の経験上、Linuxベースで作られているっぽいNASですと、エラーが表示されなかったりします。

Hyper-Vサーバに仮想DVDドライブソフトを入れる

 以下の手順を踏むことによって、仮想マシンにISOイメージを間接的にマウントできます。

  1. 仮想DVDドライブソフトで作成した仮想DVDドライブに、ISOイメージイメージをマウントする
  2. 仮想マシンに、仮想DVDドライブをマウントする

さいごに

 これぐらい堅い方が安心して使えるともいえますが、ちょっと不便でもありますよね。
 ま、しかたないか。
 あと、スクリーンショットについて、仮想マシン名が「CentOS」なのにISOイメージ名が「Ubuntu」なのは特に意味ありません。
 操作ミスです。