Eclipse 3.5でWicketをブラウズする
はじめに
「Wicketのソースを閲覧するときに、WicketのソースをEclipseブラウズできると便利かもしれないなぁ」と思ったのでやってみました。
うまくいった部分もあり、うまくいかなかった部分もあり、みたいな感じですけれども。
最初に断っておきますと、「Wicketを使用した適当なWebアプリでも用意したほうが、この記事に記載してる方法よりも簡単にブラウズできるんじゃないの?」と思われた方はおそらく正しいです。
「こんな方法でも出来るのかなぁ」という、わたしの好奇心を満たすためという方法という側面が大きいかも。
環境
用意しておく物が大量(?)にあります。インストール方法については、この記事では触れません。
- Windows XP SP3
- TortoiseSVN-1.6.7.18415-win32-svn-1.6.9.msi
- JDK 1.5.0_21
- maven 2.0.11
- Eclipse 3.5.2 Galileo Windows 32bit ベース / Pleiades All in One 3.5.2.20100226 Java Full All in One (JRE あり)
- Eclipse IAM 0.11.201001181900
手順
1.TortoiseSVNを使用して、適当なフォルダにソースをとってくる
ソースをダウンロードしたいフォルダを開き、右クリックします。そして「Repo-browser」を選択します。
フォルダはワークスペースなどではなく、「c:\temp」とかそんなフォルダにします。
WicketのリポジトリのURLを入力します。この記事を書いている時点では「https://svn.apache.org/repos/asf/wicket/」です。
ビルドしたいWicketを「tags」のところから探します。今回はWicket1.3.6にします。
見つけたら、チェックアウトします。チェックアウトを選択するとなにやらダイアログがでますが、OKを押せば良いです。
チェックアウトには時間が掛かりますので、のんびりと待ちます。
チェックアウトが完了すると、下記のような画面になります。
2.mvnを使用して、Eclipseのプロジェクトファイルを生成する。
ソースをダウンロードしたフォルダでmvnを実行して、Eclipseのプロジェクトファイルを生成します。
コマンドは下記のような感じ。
C:\temp>mvn eclipse:eclipse完了すると、下記のようなメッセージが表示されます。
[INFO] ------------------------------------------------------------------------ [INFO] BUILD SUCCESSFUL [INFO] ------------------------------------------------------------------------ [INFO] Total time: 14 seconds [INFO] Finished at: Mon Mar 22 14:17:13 KST 2010 [INFO] Final Memory: 18M/33M [INFO] ------------------------------------------------------------------------