Bulmaをカスタマイズ前提でちょっと触ってみる
環境
- Windows 10 Pro
- Node.js v11.15.0
- Bulma 0.7.4
- node-sass 4.12.0
カスタマイズの基本について理解する
Customizeから始める
Customizeから一つ選んで始めることにします。
今回はWith node-sassを選びました。
bulma-startから始めるのもありなのですが今回は勉強目的なので、一から作っていくっぽさがあるCustomizeから選びました。
6. Add your own Bulma stylesを理解する
With node-sassの手順1~5までは特筆することはありません。
そのままやっていきます。
問題は6. Add your own Bulma stylesです。
ここがカスタマイズを行う手順なのですが、3. Create a Sass fileのSass fileと6. Add your own Bulma stylesのSass fileが全く違うため、真面目に読解する必要があります。
以下に6. Add your own Bulma stylesのSass fileを引用します。
@charset "utf-8"; // Import a Google Font @import url('https://fonts.googleapis.com/css?family=Nunito:400,700'); // Set your brand colors $purple: #8A4D76; $pink: #FA7C91; $brown: #757763; $beige-light: #D0D1CD; $beige-lighter: #EFF0EB; // Update Bulma's global variables $family-sans-serif: "Nunito", sans-serif; $grey-dark: $brown; $grey-light: $beige-light; $primary: $purple; $link: $pink; $widescreen-enabled: false; $fullhd-enabled: false; // Update some of Bulma's component variables $body-background-color: $beige-lighter; $control-border-width: 2px; $input-border-color: transparent; $input-shadow: none; // Import only what you need from Bulma @import "../node_modules/bulma/sass/utilities/_all.sass"; @import "../node_modules/bulma/sass/base/_all.sass"; @import "../node_modules/bulma/sass/elements/button.sass"; @import "../node_modules/bulma/sass/elements/container.sass"; @import "../node_modules/bulma/sass/elements/form.sass"; @import "../node_modules/bulma/sass/elements/title.sass"; @import "../node_modules/bulma/sass/components/navbar.sass"; @import "../node_modules/bulma/sass/layout/hero.sass"; @import "../node_modules/bulma/sass/layout/section.sass";
以下のカスタマイズをしているため、3. Create a Sass fileと比べて6. Add your own Bulma stylesのSass fileは長くなってます。
Variablesで解説されている変数の定義だけしたい場合
@import で"../node_modules/bulma/bulma.sass"を読み込むSass fileにすればOKです。
以下に例を示します。
@charset "utf-8"; $family-sans-serif: Helvetica, "Arial", "Hiragino Kaku Gothic ProN",'ヒラギノ角ゴ ProN W3', Meiryo, "メイリオ", sans-serif; @import "../node_modules/bulma/bulma.sass";
' `import "../node_modules/bulma/bulma.sass"; 'を、変数の定義より後に記載するのが注意点です。
Sassの仕様上はあたりまえなのですが、私は知らなくてハマってました。
さいごに
これで、あとはVariablesのページを理解すれば、カスタマイズが可能になりました。
私はまだ理解していませんが、そんなに数多くないしどうにかカスタマイズできるようになる…、かな?
*1:Bulmaが何なのかは、CSSフレームワーク BULMA チュートリアル① - Qiitaにわかりやすく説明されています。理解するための記事としてお勧めです。
Javaのライセンス変更に関するメモ
はじめに
私が人にJavaのライセンスを説明するときに使うためのメモです。
Javaのライセンス変更について良い感じの解説ページがある
全般的な話
以下が一番わかりやすいです。
togetter.com
JVMで動作するアプリを利用する視点での話
この案内をそのまま適用できる組織も多いのではないでしょうか。
ipc.kyokyo-u.ac.jp
その他の資料
TogetterのOpenJDKソムリエタグを見るとよいです。
OpenJDKの様々なビルドを試すうちにソムリエと呼ばれ始めた@yamadamn*1という方がみえます。
その方がまとめた発言(または「まとめ」の主体となっているもの)につけられているタグです。
togetter.com
*1:IDの読み方はしょぼちむ被害者の会 - Togetter参照
Docker for Windows上で、GitLabを動かしたい
はじめに
GitLab Docker images | GitLabの通りやるとDocker for Windows上でGitLabを動かせませんでした。
動かし方を閃くまでちょっと時間が掛ったためメモ。
名前付きボリュームを使えば動かせます
名前付きボリュームを使用するdocker-compose.ymlの例を以下に示します。
version: "2.2" services: gitlab: image: 'gitlab/gitlab-ce:11.10.1-ce.0' restart: always hostname: 'localhost' environment: GITLAB_OMNIBUS_CONFIG: | external_url 'http://localhost' ports: - '10080:80' - '10443:443' - '10022:22' volumes: - 'gitlab-log:/var/log/gitlab' - 'gitlab-config:/etc/gitlab' - 'gitlab-data:/var/opt/gitlab' volumes: gitlab-log: gitlab-config: gitlab-data:
GitLab Docker images | GitLabのdocker-compose.ymlはホストのディレクトリをマウントしているため、Windowsがホストだと、パーミッション設定で失敗して起動してこないのです。
名前付きボリュームの中を見るのはちょっと面倒
以下のいずれかの方法を使用することになります。
ホストLinux(ハイパーバイザ型の軽量Linux)のルートディレクトリをマウントする
Dockerでデータボリュームを使ってみる|crz33の「管理ボリュームはどこにあるのか?」に具体的な方法が記載されています。
余談ですがGit for Windowsに同梱のGit BASHではうまくできませんでした。PowerShellを使いましょう。
見たいボリュームを1個1個マウントする
例えば、以下のようになります。
docker run --name mount_test -v practiceofgitlab_gitlab-log:/gitlab_gitlab-log -it alpine:latest sh
Gitlabの使い方を知るのにはいい書籍がある
GitLab実践ガイド impress top gearシリーズがお勧めです。
この書籍がなかったら、GitlLabがどういうものか理解するのに私は多大な時間を要したでしょう。
DockerでSubversionを動かしたい
はじめに
DockerでSubversionを動かしたいと思ったのですが、公式Dockerイメージが存在しません。
Alpine Linuxをベースイメージとして動かそうと決めたものの、動かすのにいくつか調べることがあったため、メモ。
環境
- ホスト
- Xubuntu 18.04
- Docker version 18.09.2
- Dockerコンテナ内
- Alpine Linux 3.9.3
- apache2 2.4.39-r0
- apache2-utils 2.4.39-r0
- apache2-webdav 2.4.39-r0
- mod_dav_svn 1.11.1-r0
- subversion 1.11.1-r0
調査して分かったこと
apache2の設定ファイルの所在
/etc/apache2/配下に存在します。
lsで確認すると以下の通り。
/etc/apache2 # ls -la /etc/apache2/ total 112 drwxr-xr-x 3 root root 4096 Apr 29 11:58 . drwxr-xr-x 1 root root 4096 Apr 29 12:03 .. drwxr-xr-x 2 root root 4096 Apr 29 12:01 conf.d -rw-r--r-- 1 root root 17836 Apr 3 15:53 httpd.conf -rw-r--r-- 1 root root 13077 Apr 3 15:53 magic -rw-r--r-- 1 root root 60847 Apr 3 15:53 mime.types /etc/apache2 # ls -la /etc/apache2/conf.d/ total 40 drwxr-xr-x 2 root root 4096 Apr 29 12:01 . drwxr-xr-x 3 root root 4096 Apr 29 11:58 .. -rw-r--r-- 1 root root 1893 Apr 3 15:53 dav.conf -rw-r--r-- 1 root root 2221 Apr 3 15:53 default.conf -rw-r--r-- 1 root root 1191 Apr 3 15:53 info.conf -rw-r--r-- 1 root root 5078 Apr 3 15:53 languages.conf -rw-r--r-- 1 root root 4452 Apr 3 15:53 mpm.conf -rw-r--r-- 1 root root 732 Apr 3 15:53 userdir.conf
mod_dav_svnを入れてもsubversionの設定は入らないから自分で書く必要がある
/etc/apache2/conf.d/の配下をgrepしたのですが、設定は見つからず。
以下を参考に作成します。
subversionのリポジトリは/usr/bin/svnadminで作成する必要がある
デフォルトで作成されていないので/usr/bin/svnadminで作成する必要があります。
起動時に作る場合、以下が参考になります。
ユーザ作成は/usr/bin/htpasswdを使う
作成方法は以下が参考になります。
さいごに
Alpine Linux + apache2 + Subversionの組み合わせで解説しているページをうまく見つけられず、調べるの地味に面倒でした。
どれか一つでも詳しいと楽だったんでしょうけどね。
LIFEBOOK SHシリーズ LIFEBOOK WS1/C2(2018年7月モデル カスタムメイドモデル)が結構お気に入り
はじめに
私はプライベートで富士通のLIFEBOOK WS1/C2(2018年7月モデル カスタムメイドモデル)を使っています。
プライベートで同機種を使っている人に中々遭遇せず寂しいので、「結構良いよ」ということを世に伝えようと思って本エントリを書くことにしました。
複数の要素がそこそこ高性能で使いやすい
ノートパソコンを選ぶ際、私は以下の要素をチェックします。
- CPU
- メモリ
- ストレージ
- 大きさ
- 解像度
- 重さとバッテリーでの稼働時間のバランス
- キーボードの打ちやすさ
- ポインティングデバイス
失礼を承知で書くのですが、個々の要素については本機種より優れている機種が存在します。
しかしながら、本機種はバランスが素晴らしいと思います。
(唯一無二とまでは言わないが)とんがっている部分もいくつかある
キーボードが打ちやすい
家電店でデモ機を触ったときは「イマイチかなぁ…」と思ったのですが、実機は結構打鍵しやすいです。
Webサイト*1によると、キーストロークは約1.2mm なのですが、その浅さを感じさせない適度な打鍵感があります。
…もう一台の愛機であるThink Pad X230には打鍵感、ちょっと劣りますけどね。
ディスプレイが高解像度
13.3インチなのに、2560×1440を選択可能です。
プログラムを書く上で大変便利です。
バッテリーでの稼働時間すごく長い!しかも自分で交換可能!
6セルバッテリーでPCMark 8 Workを7時間31分*2実行可能とのこと。
実際使っていてバッテリーで困ることはありません。
DVDドライブを外してつける増設バッテリーも買ったのですが、今のところ出番ないです。
また、バッテリー交換可能できる機種は近年少なく、魅力の一つとなっています。
専用ケースがかっこいい
黒をベースとして赤が差し色になっている専用ケース*3がかっこいいのです。
派手さはないのですが、「機能性をメインにしつつ、可能な範囲でかっこよくしてみました」みたいなデザインがツボです。
さいごに
本機種に対して愛を語っている人が少ないので語ってみました。
「買ってみようかなー」と思っている人の背中を押せれば幸いです。